くしくも、バレンタインの日に
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)で暮らしていた
ダイオウグソクムシが亡くなっていたという訃報を
今、知りました。。。
【鳥羽水族館さんのダイオウグゾクムシの動画】
ダイオウグソクムシのエサやりの様子です
2012年12月3日の映像。
これが噂の、5年間 原因不明の絶食をしていた
(今回お亡くなりになった)
ダイオウグソクムシ「No.1(♂)」の生前の姿です。
(複数のグソクムシがいて、入居した順に
番号がつけられているようです)
ゴハンを食べてくれないので
水族館のスタッフさんも落胆しています。。。
「なんとか食べさせなければいけないので、
四六時中ダイオウグソクムシのことばかり
考えています」と頭を悩ませているとのこと、
スタッフの皆さんの心労は計り知れないものがあるようです。
しかしながら!
何年も断食している割には
2007年9月にメキシコ湾から来た当初と
体長は変わらずに29cm、
体重も当初の1040gからわずかマイナス12gと
ほとんど変化がなかったそうです。
今回亡くなったダイオウグソクムシは
鳥羽水族館では「No.1」と名付けられており
その愛くるしい?容貌から
彼の熱心なファンであるネットユーザーたちから
「1号たん」の愛称で呼ばれ親しまれていました。
2月18日には「ニコニコ動画の生放送」で
「1号たん」の追悼番組が配信されることになっており
過去のニコ生映像から
生前の活躍が紹介される予定です。
☆
亡くなったダイオウグソクムシの「1号たん」は
5年前の2009年1月に50gのマアジを食べて以来
食事をとらなくなり(原因は不明のまま現在に至る)
絶食を続ける生き物として人気者でした。
水族館によると、
亡くなった「1号たん」をお世話していたスタッフが
14日夕方、数ヶ月に一度の食事を運んで行ったところ
全く動かず
死亡していることが確認されました。。。(ノ_-。)チーン…
朝の時点では元気だったということで
絶食の期間は
14日で5年と43日になっていたとのことです。
鳥羽水族館では
「最期に食事をさせてあげることができず残念。
ダイオウグソクムシという生き物を
有名にしてくれたことに感謝したい」
と話していたそうです。
(以上、NHKニュースウェブより)
☆
ちなみに、ダイオウグソクムシというのは
ダンゴ虫と同じ、節足動物(= 硬い殻と関節を持つ
動物界最大の分類群。昆虫類・甲殻類・クモ類・
ムカデ類など、全動物種の85%を占めると言われる)。
メキシコ湾や西大西洋周辺の深海200〜1,000mほどの深さの
海底砂泥地に生息しています。
見た目が妙に愛嬌があってカワイイので
ダイオウグソクムシのヌイグルミなどもあるくらい
人気の高いダンゴムシです。
【かわいい?ダイオウグソクムシグッズたち】
ストラップ♪
ちょっと大きめ
なぜか売切れ!? の特大55cm (´∀`)
Tシャツもある〜
なにゆえ iPhoneケースに?
この iPhoneケースを Hikakinさんが動画でレビューしています。
☆
ちなみに、実物のダイオウグソクムシの大きさは
20〜40cm ほどで、最大50cm近くにもなるそうです。
そう、上記の特大サイズぬいぐるみとちょうど同じくらい。。。
体重は1kg を上回る程度、とのこと(ぬいぐるみではなく実物の方)。
もの言わぬ生き物だからこそ
遠くメキシコ湾から日本に連れて来られ
食事もとらず5年以上を黙って生き通し
寒い冬の午後、故郷の土をふたたび踏むこともなく
異国の地で静かに息を引き取ったのかと思うと
なにやら、不憫でなりません。
「1号たん」は
私たちに何のメッセージを伝えたかったのでしょうか。。。
ここに、哀悼の意を表し
心よりご冥福をお祈りしたいと思います。